メタバース書籍紹介シリーズ3回目 ”メタバース超入門”国内の動向がつかめる関連企業リスト付き
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ハートテクノロジーズの関係機関である一般社団法人 メタバースアカデミーでは、メタバースに関する様々な書籍が発売される度に購読して、メタバースに関する基本的な知識や技術を蓄える努力を続けています。
メタバースおすすめの書籍10冊紹介 入門書・実用書・ビジネスに繋がる本など特長も紹介します シリーズの3回目です。
3回目は”メタバース超入門”国内の動向がつかめる関連企業リスト付き という書籍を紹介したいと思います。
目次
メタバース超入門について
著者:武井 勇樹
出版社:技術評論社
発売日:2022年4月27日
概要:メタバースが何でどういうことを目指しているのか、どういうプラットフォームや技術があるのか、今後のビジネスはどうなるのか?などを一通り触れている本です
特徴:見開き2ページで構成されてます。左のページが文章、右のページが写真や図で構成されています。
目次を引用しての外観解説
以下目次を引用して、この本のポイントを説明します。
Part1 なぜ注目されるのか? 進化を続けるメタバースの現在
メタバースとは?という定義に始まり、メタバースの基本的なことを取り上げているPartです。
2000年代に、セカンドライフというメタバースの前身にあたるものがありましたが、 それから10数年経過して技術が進歩したことによってメタバースが受け入れられる時代に なったということも記述されています。
Part2 メタバースを支える技術ファクターとエコシステム
メタバースのための技術として、3DCG、XR技術等をとりあげると共に、 現在のSNSとの違いや、NFT、ブロックチェーンとの関係にも言及しています。
Part3 メタバースを牽引する主要なメタバースプラットフォーム
現在出版されているメタバース関連書籍の中で、一番コンパクトにかつ数多くのメタバースプラットフォームが紹介されているのがこの書籍のPart3です。
メタバースプラットフォームとしてどういうモノがあるかを概観出来るPartです。
Part4 メタバースを加速する新しいテクノロジー・インフラ・エコノミー
Part2以上に今後のメタバースのための技術やインフラについて触れているPartになります。
Part5 メタバースがビジネスを変える 各業界のリアル×バーチャル
各業界でメタバースがどのように使用されているかが詳しく説明されています。
メタバースでどんなビジネスが可能かを検討するのに役に立つPartになっています。
Part6 メタバースの未来は? 成功のための条件と課題
メタバースは現状人によって様々な意見があります。成功するという人もあれば、一過性のブームだと思っている人もいます。このPartでは、メタバースが普及し成功するためにはどういうことが必要になるかを説明しています。
全体感想
・主要なサービスプラットフォームが上げられているのがこの本の特徴の一つだと思います。今まで出ているメタバース関連書籍の中で一番沢山のメタバースサービスプラットフォームを一つの章で取り上げています。
・入門というタイトルになっていて初心者向けであることは間違いありませんが、ある程度メタバースを知った人に対しても御自身の理解度を確認するために格好の書だと思います。
・各項目が見開き2ページにまとめられており、かつ右側のページが図解になっていてとても分かりやすいレイアウトになっています。
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