メタバースの関心がさらに高まってます。メタバース推進協議会が発足
目次
メタバース推進協議会の成立
昨日2022年4月18日に、”メタバース推進協議会”の発足記者会見が行なわれました。
代表理事にはもう約20年前でしょうか?”バカの壁”という新書が大ベストラーになりましたが、その筆者である解剖学者の養老孟司さんが就任し、養老さんが記者会見を行ないました。
このメタバース推進協議会には、既にANAホールディングスや三菱商事などが参画しています。
協議会の設立趣旨を協議会のWebサイトから引用します。
本協議会は、メタバース空間内での生活文化・コミュニティの形成、ビジネスの普及・促進のためのルールメイク(ガイドライン整備、ルールメイキング戦略、標準化)を目的として設立しました。今後、参画企業・団体・個人・自治体で市場動向の把握などから着手し、本活動を推進していきます。なお協議会の検討は、個別テーマに応じプロジェクトを組成し、加盟者が参画することで実施し、業界連絡会を通じ業界としての意見集約、業界へ周知を実施します。
原典:メタバース推進協議会のサイト https://jmpc.jp/about/
メタバース関連の会は、他にもあります
実はメタバース関連の会は今回のメタバース推進協議会設立の前に大きなところでは2つ設立していました。以下紹介します。
メタバースジャパン
2022年3月14日は、”一般社団法人メタバースジャパン”というのも設立しており、既に3月15日に記者向け説明会を行ないました。この会にはパナソニックやKDDIなどが参加しています。
ただ現時点で、”メタバースジャパン”のWebサイトをアクセスしても繋がりませんでした。
ビジョンとミッションについては、プレスリリースの時の内容が見つかりましたので、以下記します。
- ビジョンとミッション
ビジョン:
メタバース領域で個人やコミュニティが多様性を尊重しながら自由に活躍する社会を創る
ミッション:
日本の可能性をメタバースを通じて世界に解き放つハブとなる
日本メタバース協会
さらには既に”日本メタバース協会”というのが2021年12月7日に発足していました。この協会のビジョンを以下引用します。
ビジョン「メタバース·ビジネスのサポーターとなる」
メタバース(Metaverse)は、「Meta(超越)」と「Universe(宇宙)」を組み合わせた造語とされています。ひとことでメタバースといってもその背景や仕組みは多種多様で、ゲームコンテンツなどを通して多くのファンと技術者によって支えられ発展してきたものや、ブロックチェーンやNFTを使って経済活動を行うものもあります。前者は日本が得意とする分野で、後者は海外で急速に拡大しておりWeb 3.0につながるものとの見方もあります。当協会はこれら多種多様なメタバース関連ビジネスを応援すること、つまりサポーターとなることを目指しています。
原典:日本メタバース協会 公式サイト https://japanmeta.org/
一般の人が会員になれるのか?
この3つの会はどのような人がなれるのかを調べてみました。
メタバース推進協議会の場合
以下メタバース協議会のサイトから引用します。
この法人の目的に賛同し、この法人の提供する情報・技術・サービス等を利用するために入会した個人又は法人
年会費 50万円 / 分科会、イベント等に優先的に参加出来ます
この法人の目的に賛同して、この法人の活動を経済的に支援することにより、その法人の事業を推進するため入会した個人、団体又は法人
年会費 30万円
この法人の目的に賛同し、この法人の活動に協力するために入会した団体又は法人、精通する学識経験者、専門職、研究者、実務経験者等の個人。基本的には理事又は発起人の推薦が必要となり、一般募集で特別会員の募集はしておりません。
年会費不要
原典:メタバース協議会のサイト ご入会案内 https://jmpc.jp/join/
ということで個人の方でも会員にはなれそうです。
日本メタバース協会の場合
入会金: なし (次年度以降は10万円)
月会費: 1万円 (次年度以降は2万円)
ベンチャー会員 : 資本金5億円未満かつ設立5年以内の企業
入会金: なし
月会費:5000円 (次年度以降は1万円)
賛助会員 : 学校法人、自治体、一般社団法人等
入会金: なし 年会費: なし
今後のメタバースの会がどうなるかについて