殆どの方が知らない”顧問”という仕事に、長年会社員を勤めた方ならなれます!
目次
はじめに
別の記事で、今後の50代以降の方にとっての新しい働き方についての意見を述べました。
この記事では、50代以降の新しい働き方として提案している会社員を卒業して行なう仕事の代表例として、”顧問”という仕事を紹介したいと思います。
顧問とは?
顧問という名称が、非常に分かりにくく、それでとっつきにくい人も多いかと思います。
多分一般には、”顧問”とは、大企業の元社長とか、元高級官僚の方が、今まで関係していた企業の”顧問”に就任して、過去の経験や御自身の知名度を活かして、その会社の経営に貢献するというイメージを持っている方が多いかと思います。
ここで私が提案しようとしている”顧問”は、従来型のいわば”名誉職型顧問”ではなくて、普通に会社員を長く務めてきた主に5-60代の方が、今までの仕事の経験を活かして、今まで勤めていた会社以外の会社が抱えている問題解決にあたるといった仕事になります。
会社員として長く仕事をしてきた人のスキルは世の中で役立ちます
この顧問という仕事が何故成り立つのかをもう少し説明しましょう。
会社員としてずっと一つの会社で仕事をしてきた方は、なかなか自分の行なってきた仕事に価値があるというのを客観的に観れなくなっている場合が多いです。
そしてそういった仕事には習熟しているので、ともすれば自分の行なっている仕事は簡単にできると感じている方も多いのではないでしょうか?
そんなことはありません。簡単にできると感じているのは、ずっとその仕事を行なってきたからです。まさに”習熟”というのは難しい仕事をいとも簡単にやり遂げるようなことを言います。
一番分かりやすい例えは自転車に乗ることや、泳ぐことです。大人になれば自転車に乗る、泳ぐというのは殆どの人は出来る行為だと思います。
でも昔を思い出してみてください。初めて自転車に乗ったときスムーズに自転車を運転出来たでしょうか?
何度も転倒したり、ぎこちない運転だったと思います。初めてプールに入ったときすぐに泳げたでしょうか?
初めははプールに潜る練習をして、次に”浮く”練習をした後、泳げるようになったのではないでしょうか?
あなたが今はいとも簡単に出来る仕事は、初めは凄く時間をかけないと出来なかったと言うことです。。
ということはそういった仕事に慣れていない他の会社、企業があなたの能力を求めているということは沢山あると思います。
私の場合は、システム開発関連、無線通信関連が一番お役になっています
一例として私の場合を書いてみたいと思います。
この3年あまり約20社の顧問として仕事をしてきました。
そこで一番お役に立っているのは、システム開発関連、無線通信関連です。
システム開発と行っても大規模システムで無く、いわゆる組み込み機器と呼ばれているもので、様々な商品の中にマイクロプロセッサが搭載されてその商品の制御を行なったり表示をしたりするもので、世の中には沢山有ります。
そして、無線通信関連と書いたのも IoT、スマート家電時代で 上記で書いた商品とかがインターネットに繋がったり、スマートフォンと通信をする際に、Wi-FiとかBLEという無線通信を使う場合が多いからです。
無線通信については、通信が切れる場合がある、遠くに行ったり障害物があったりすると切れてしまう、という根本的な問題があります。
この3年あまり、複数の企業に対してそういった組み込み機器設計、無線通信設計に対するアドバイスや、既に世の中で使われている商品において無線通信トラブルが生じていることに関する原因究明といったことを”顧問”として行なってきました。
あなたも”顧問”になれます
上記は私の例ですが、20年、30年と会社員を務めてきたあなたなら、必ず他の会社が求めている何らかのスキルを保有していることはまず間違いありません。
そういったスキルをアピールできれば、顧問という仕事が出来ると思います。
まとめ
今回は長年会社に勤めてきたあなたなら顧問になれる!という話をしました。
別の記事では、顧問と言う仕事の仕事時間や報酬についてお話ししたいと思います。
関連記事
⇓