これまでこのハートテクノロジーズ株式会社の所謂ブログや記事において、私が約4年に渡って行なっている顧問という仕事について、詳細を記していないことに気づきました。そこで、この記事では顧問という仕事はどういう仕事なのか？どうして始めることになったのか？実際どんな仕事をしているのかなどについてお伝えしたいと思います。

顧問になろうと思ったきっかけ

前職の大手電気メーカに勤めているときから、独立して起業コンサルタントなどになれないだろうか？とずっと考えておりおりましたが、ずるずるとメーカに居続けることになりました。そうした中、2018年に大手電気メーカから外資系の電気メーカに転職したのですが、そこは1年で退職しました。

退職する少し前に、また転職活動を行なう中で、転職面談を受けた会社の人事の方から、顧問という仕事もあるから考えてみたらどうかと言われました。そして同じ頃、別の方からも顧問という働き方があるので、会社員に拘わらないで、顧問として仕事をするのも一つの生き方だと教えられて、顧問と言う仕事について色々調べました。

複数の会社の仕事が同時出来るのが顧問の特徴

会社員と顧問の大きな違いは、会社員は一般には週のうち5日間は勤務し、原則として他の仕事＝副業は出来ないという場合が多いですが、（最近は副業OKの企業も増えてきてますが・・）

それに対して顧問は、相手先の会社に”雇用”されているわけではなく、”業務委託契約”によって一定期間その会社の支援をするという仕事で有し、その1社に拘束されている訳では無く、1社の仕事自体1週間のうち5日勤務と言うことはあり得ませんので、複数の会社の仕事を掛け持ちすることが出来ます。

複数の会社の支援が出来ると言うことで、バラエティに富んだ仕事が出来て楽しい上に、収入も増えるのが顧問です。

どのように顧問になったか？（私の場合）

私の場合、どのように顧問になったのか、かつどのように顧問先会社を増やしていたのかをお伝えしたいと思います。

2019年から私は完全に会社員＝サラリーマンを辞めて、顧問という仕事に就くことになりました。2019年に転職エージェントを通じて採用が決まった会社が”鍵”を作る会社でした。その会社に採用が決まった際、週5日勤務で無く、4日勤務にして、かつ雇用契約でなく業務委託契約を申し入れたところ、それが認められて、これによってこの会社は週4日通うのでサラリーマンのようですが、サラリーマンでは無く顧問という形での仕事になりました。

これによって、他の仕事も出来ると言うことで、別の顧問というか、契約社員としての仕事、さらには別の知り合いの会社の顧問などを組み合わせることで複数の会社の顧問になるという生活が始まりました。

それと平行して顧問エージェントというところを通じての顧問の仕事の紹介も来るようになりました。初めの数回は面談になれていなかったせいか、顧問として採用されないというケースが続きました。

やっと2019年の秋になり、一つの会社の顧問契約が決まりました。

その会社は、BLE（ブルートゥースローエナジー）を使った機器を既に商品化していたのですが、その通信エラーが起きると言うことで困っていました。その通信エラーの原因を一緒になって調べて欲しいといった案件でした。私は無線通信関連については過去の仕事でも経験がありましたので、経験に基づいて、その会社において誠意をもってどうやったら問題解決が出来るかと言うことについてメンバーの方と一緒に取り組んだ結果、約1ヶ月くらいで問題の原因をほぼ見つけることが出来ました。

その実績がモノをいって、その会社との顧問契約が延長になった上、その会社を紹介してくれた顧問エージェントからは、こういった無線通信、IoT関連の顧問の案件紹介が増えるようになり、そのエージェントを通じて今までに7社と顧問契約を結んで仕事をしています。

ということで顧問の仕事が順調に行くようになったターニングポイントは、2019年の秋に決まった会社のお困り事に対してお役立ちが出来たことが大きいと考えています。

これからの目標

今後もしばらくはこういった顧問という仕事を続けていきたいと思っております。それと平行して私と同じようにサラリーマンを卒業しつつ、サラリーマンのときの仕事、スキルを活かした仕事をしたいと考える人に対して、顧問という仕事があることをお知らせし、顧問になるためにはどうしたらよいかと言うことをお伝えするプログラムに力を入れていきたいと考えています。