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RFPと要求仕様、要求仕様と要件定義、要件定義と基本設計それぞれの違い

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はじめに

 

システム開発、ソフトウエア開発の仕方として、昔からウォーターフォールモデルというのがあります。

 

ウォーターフォールモデルにおいては、以下の図のような工程があります。

 

この記事では、

システム開発の以前の工程であるRFPと要求仕様書の違い、

 

要求仕様と要件定義の違い、

 

要件定義と基本設計の違い

 

について、簡単に説明すると共に、それぞれを詳細に解説した記事も紹介したいと思います。

 

ポッドキャストもお聞き下さい

以下をクリックして聴いていただければ嬉しいです。

 

 

RFPと要求仕様書の違い

 

RFP(Request for Proposal)と要求仕様(Requirements Specification)は、プロジェクトの異なるフェーズで使用される文書です。

 

RFPはプロジェクトの提案を求めるために外部開発ベンダー候補に送付されるドキュメントになります。

 

RFPは、プロジェクトの概要、要求事項、評価基準、契約条件などを含みます。

 

RFPの目的は、複数の開発ベンダー候補から競争力のある提案を得て最適な開発ベンダーを選定することです。

 

一方、要求仕様は、システムやソフトウェアの具体的な要件を文書化したもので、ユーザーやステークホルダーのニーズを反映し、開発チームに対して実装の指針を提供します。

 

内容には機能要求、非機能要求、などが含まれます。

 

要求仕様の目的は、開発プロセス全体を通じて参照される基盤を提供することです。

 

そして、要求仕様書は要求仕様をまとめたドキュメントになります。

 

まとめると、RFPはベンダー選定のために開発ベンダー候補に提案して欲しい情報を提供するのに対して、

要求仕様書は開発ベンダーまたは内部開発部署に対して、具体的な開発指針を提供する文書です。

 

以下のドキュメントに詳細が記述されています。

          ↓

RFPと要求仕様の関係とは?似ているところと違うところを解説!

 

要求仕様書と要件定義書の違い

 

要求仕様書と要件定義書は、システム開発プロジェクトにおいて異なるフェーズでのドキュメントになります。

 

要求仕様は上記に記した通りです。

 

一方、要件定義(Requirements Definitionは、要求仕様に基づいて、開発設計する立場で要求仕様を実現するための開発設計要件をまとめたものになります。

 

要件定義は、外部開発ベンダーもしくは社内の場合は開発部署が行うことになります。

 

以下のドキュメントに詳細が記述されています。

          ↓

要求仕様と要件定義の違い

 

要件定義と基本設計の違い

 

要件定義と基本設計は、システム開発プロジェクトの異なるフェーズで行われる重要なプロセスです。

 

どちらも外部開発ベンダー若しくは社内の場合は開発部署が行うことになります。

 

要件定義は、上記の通りです。

 

基本設計は、要件定義で明確にされた要求をもとに、システムの構造や動作の概要を設計するプロセスです。

 

これには、システムのアーキテクチャ設計、主要なコンポーネントの定義、データベース設計、インターフェース設計などが含まれます。

 

基本設計書には、システムの全体像が示され、詳細設計や実装のための基盤となります。

 

ポイントとしては、要件定義は「何を作るか」を明確にするフェーズであるのに対して、

基本設計は「どう作るか」を具体化するフェーズです。

 

以下のドキュメントに詳細が記述されています。

          ↓

システム開発での要件定義と基本設計の違い及び要件定義の作業内容について

まとめ

 

今回は、RFP、要求仕様、要件定義、基本設計の違いについて解説しました。

 
 
 
 

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