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サブスクリプションについてわかりやすく解説します。デジタルトランスフォーメーションとの関係にも触れます

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はじめに

この2~3年サブスクリプションという言葉をたくさん聞くようになりましたね。この記事では、サブスクリプションとは何かについて出来る限りわかりやすく解説したいと思います。

 

また最近サブスクリプション以上にバズワードになっているデジタルトランスフォーメーションとの関係についても触れたいと思います。

サブスクリプションとは何か?

商品やサービスを一定期間利用できる権利に対して、料金を請求するビジネスモデルのことです。ここでの料金請求は一定期間に関して一括でも良いし、例えば毎月毎とか四半期毎とか半年毎でも構いません。

 

ポイントは、その商品やサービスを一定期間使用していることに関して料金を請求しています。これがいわゆる旧来の物販と違うところです。

 

物販の場合は基本的には一度支払いをすれば支払った側にその物が渡されることになります。

サブスクリプションの場合は、”物”が渡された後も一定期間利用できるというその期間に対して料金を請求することになります。

 

一般的に、料金を支払っている間は自由に商品やサービスを利用することが可能ですが、契約が終了するとそれらは利用できなくなります。

 

わかりやすい例としては、ネットを利用して、音楽が聴き放題 映像コンテンツが見放題というサービスがありますが、それらは料金を支払っているときは聴き放題や見放題ですが、料金を支払わなくなる=解約したら聴くこと・見ることが出来なくなります。

 

ポイントとしては、物とかサービスを使用者は所有するので無いということです。

モノとかサービスを一定期間利用していることになります。その一定期間に見合う対価を支払うというのがサブスクリプションのビジネスモデルになります。

サブスクリプションの元々の語源について

雑誌の「予約購読」「定期購読」「会費」の意味という意味です。

 

英語のSubscription(名詞)は予約購読、寄付、署名という意味です。

 

Subscribe(動詞)は申し込む、署名という意味です。

 

現在のサブスクリプションという言葉が流行る前からサブスクリプションは存在したわけで、典型的なのは、新聞購読、毎日の牛乳お届け等です。

サブスクリプションの3つのポイント

以下の3つになります。

“買う”から“利用する”への変化

 これは前章で記した通りです。

データ活用による顧客体験の改善

 現在のサブスクリプションはほとんどインターネットが関係しているといっても過言ではありません。実際の商品・サービスがインターネットを通じて提供されるものが非常に多いです。

 

そこでのデータ活用によって、お客様の満足度を常に保つ、さらに言えば満足度を向上させることを常に行っているのがサブスクリプションといえます。

顧客と企業による成功の共創

サブスクリプションは、従来の物販と異なり、顧客と企業(サービスや商品の提供者)との間で、契約を続けている一定期間の間、ずっと何らかのコミュニケーションが図られることになります。

 

そうした場合、そこで利用している商品やサービスが顧客にとって常に満足するものであり、企業にとって顧客から喜ばれることによって対価が得られ続けるということで、顧客と企業双方にとって成功体験を味わえることになるのです。

 

それぞれの項目についてさらに深堀してみましょう。

”買う”から”利用する”への変化

例として音楽サービスを利用し始めたときがスタートというのがサブスクリプションの特長です。物販と全く違うところです。

データ活用による“顧客体験”の改善

ここではどうしたらデータ活用によって”顧客体験”を改善できるかを具体的に解説します。

 

キーポイントは、「顧客体験の中にデータを集める仕組みを作る」ことになります。

 

お客様とサービス提供者が、ネットでのオンラインでつながっていれば、顧客からの声を直接聞く仕組み、または自動的に収集する仕組みが作れるというのがポイントになります。

 

そして、顧客からの声を聴くことによって、サービスの改善を常に行なうことが出来ます。まさに”顧客体験の改善が出来ます。それによって、顧客は継続的にサービス・商品を利用する気になるという好循環サイクルを作ることが出来るわけです。

 

顧客と企業による成功の共創

顧客の成功とは、”自分の目的を達成すること”になります。今回の場合、サブスクリプションとして利用している商品、サービスに満足することを指します。

 

一方企業の成功とは、コアバリューというサービスの継続的改善によって顧客の成功を作り続けることです。顧客が成功することによって、対価をもらうことで企業側の成功につながるわけです。

 

サブスクリプションはデジタルトランスフォーメーションのビジネスモデルの典型的な一形態

サブスクリプションはデジタルトランスフォーメーションのビジネスモデルの一形態に他なりません。

 

なぜならば、デジタルトランスフォーメーションとはデジタル技術による様々なサービスや仕組みの変革を指しますので、サブスクリプションが正にそれに当てはまるということになります。

まとめ

この記事では、サブスクリプションとは何かという基本的なことを解説したうえで、サブスクリプションのポイント、デジタルトランスフォーメーションとの関係についても触れました。

 

是非今後のビジネスにおいてサブスクリプションを導入・活用していきましょう。

 

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