デールカーネギーの”人を動かす”の中でも人に好かれる6原則は鉄板の原則です
目次
デールカーネギーの”人を動かす”は普及の名著です
以前もこのブログの中で、デールカーネギーの名著”人を動かす”について記したと思います。
この本を読んだのはもう40年以上も前ですが、今でもこの本に勝る人間関係の本は無いと思っています。というか殆どの人間関係の本は、この”人を動かす”の影響を少なからず受けています。
”人を動かす”が凄いのは、心理学とかの学問的なことから書かれているのでは無く、デールカーネギーが自分の経験及び周りの人から聞いたことを元にして書かれていることです。
学問的に書かれていないので、余計に説得力があります。
”人を動かす”は4つのパートに分かれていますが、その中でも私が気に入っているのがPART2の”人に好かれる六原則”です。今回はその六原則を取り上げてみたいと思います。
原則1:誠実な関心を寄せる
まったくその通りですね。どんな方でも、一番大事なのは自分であることは間違いありません。
そして自分の存在を周りに分かって欲しいというのは誰もが持つ感情です。それは遠い昔から現在まで全く変わっていないと思います。
特に最近のSNSを観れば分かりますが、いかに自分を分かって欲しいか?という投稿が沢山在ることに気づくと思います。
だから人と接する際に、相手に誠実な関心を寄せるというのはとても大事で、そうすることによって相手からも好かれることになるのは間違いないと思います。
ただ初対面とか、まだそれほど人間関係が出来ていないときに、しつこく相手の個人的なことを聞き過ぎると、逆効果で嫌われる場合も有ると思いますので、そこは徐々に相手の深いところに関心を寄せるようにしましょう。
原則2:笑顔を忘れない
人間関係で笑顔はとても大事だと思います。別におかしくて笑うのではなく、相手と接するときに自然に微笑む、それが普段でも出ていると相手はとても心地よくなります。
笑顔の方に対して怒ったり、キツいことを言いにくいですよね。逆に笑顔を観ていると自分も笑顔で返したいと思いませんか?それによって良い人間関係が築けると思います。
これを今書いている私も、笑顔を忘れないようにしたいと思います。
原則3:名前を覚える
実はこれは私が苦手なのです。なかなか相手の名前を覚えられない、それは実は相手に対する関心が高くない場合があるのかなと、反省しています。
日本以上に外国では初対面の人、その後ファーストネームを呼ぶというのは人間関係にとって非常に重要だと思います。
名前を覚えて、相手に話しかけるときに名前を言う。それで親しさが増していくことは間違いありません。
原則4:聞き手にまわる
これも大原則ですね! 無口な人であろうとおしゃべりな人であろうと、実は話をしたい、相手に話を聞いてほしいと思っている人が殆どだと思います。
だから聞き手に回ると、相手はあなたのことを良く話を聞いてくれる人だとインプットされることは間違いありません。
お喋りな方も、時には聞き手に回る、というのを意図的に心がけると良いと思います。
原則5:関心のありかを見抜く
これは原則1とは異なり、相手の方がどういうことに関心を持っているかと言うことを知ると言うことです。
仕事でも趣味でも何でも良いと思います。相手が関心を持っていることを話題にすると非常に良いコミュニケーションが出来ることは間違いありません。
原則6:心からほめる
これも鉄板の原則ですね!ほめられて怒る人は絶対居ないということです。
相手のことをほめまくりましょう。それがわざとらしいと”何か企んでいるのでは?”と思われてしまうかもしれませんが、普通は誉められて悪い気はしません。
素直に相手の色々なことをほめることを心がけていきましょう。
終わりに
今回は久しぶりにデールカーネギーの”人を動かす”を取り上げてみました。
約30年前に”成功哲学” ”思考は現実化する”というナポレオンヒルの書籍が出てから、ナポレオンヒルの恩師がアンドリューカーネギーだったことから”人を動かす”の著者がデールカーネギーでなくアンドリューカーネギーだと誤解している人が凄く多いのですが、今の世の中こそ、デールカーネギーの普及の名著”人を動かす”がもっと評価されても良いのでは無いか?とも思いつつ、記事を書かせていただきました。
参考記事はこちらです ↓