ハートテクノロジーズ株式会社

開発設計プロジェクトのトラブルの多くはコミュニケーション不足

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開発設計でのトラブル原因の多くは何?

 
この3年余り様々な会社の開発設計支援をさせていただいてますが、開発設計でのトラブルの多くはコミュニケーション不足であると改めて痛感します。
 
先日も、支援している会社のところに、試作を委託していた会社からの試作品が出来上がってきて送られてきました。システムテストをテスト会社に依頼して行おうとしていましたので、送られてきた試作品にソフトウェアを書き込もうとしたところ、パソコンを使ってその試作品にソフトウエアを書き込むためのコネクタやリード線等が全く付いていないことが分かりました。
 
試作を委託した会社に問い合わせました。「パソコンからソフトウエアを書き込むためのコネクタなどが何故ついていないのですか?」
それに対して返事が来ました。「そちらでコネクタつけてください」という軽い返答でした。
 
そのような回答は無いだろう!送り返してつけて貰うのが真っ当なやり方でしょう。ただし、今回はそういった時間が勿体なかったです。というのはその日がシステムテスト開始の当日だったのです。送り返してつけて貰ってまあこちらに届くのに2-3日はかかるでしょう。したがって、背に腹は変えられないので、若手技術者と一緒に大阪日本橋の電気部品店に行き、コネクタ類を買ってきて半田付けすることで対処しました。
 
この事例はほんの些細なことかもしれません。ではどうしたらよかったでしょうか?それは、試作を委託した会社が、試作品を私が支援している会社に送る際に、「ソフトウエアを書き込むためのコネクタはついてないですが良いでしょうか?そちらでつけていただけますか?」もしくは「ソフトウエアを書き込むためのコネクタはこちらでつけて送りましょうか?」
とか連絡をすれば良かったのです。
 
こういったコミュニケーション不足の例はしょっちゅうです。
 
2年前もある会社の開発設計した製品がトラブル起こしてるので調べたら、製品内の二つのCPU=製品を制御する半導体同士の通信の仕方に問題があることがわかったのです。その原因は、なんとそれぞれのCPUの開発者同士のコミュニケーション不足で、通信仕様の考え方が両者で異なっていて、それにより通信が出来なくなることが発生していたのです。
 
現代はIoT AI DXなどの技術潮流がありますが、それらの技術を勉強することは当然であり、勉強することで一定の技術は習得出来ることは間違いありません。ただし、どんな開発設計においても一人で仕事をすることなどはあり得ません。何名かのチームで開発設計することは当たり前です。
 
そのような仕事を行う上で根幹となることの一つは人と人とのコミュニケーションだと改めて一昨日の事例からも感じた次第です。

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