メタバース書籍紹介シリーズ8回目 メタバース見るだけノート 岡嶋裕史氏監修
メタバースおすすめの書籍10冊紹介 ~入門書・実用書・ビジネスに繋がる本など特長も紹介します ~シリーズの8回目です。
ハートテクノロジーズの関係機関である一般社団法人メタバースアカデミーでは、メタバースに関する様々な書籍が発売される度に購読して、メタバースに関する基本的な知識や技術を蓄える努力を続けています。
8回目は、メタバース見るだけノート という書籍を紹介したいと思います。
目次
メタバース見るだけノート について
監修:岡嶋 裕史 →岡嶋氏は2022年の中でも最初の頃に出版されたメタバースとは? の著書です。
出版社:宝島社
発売日:2022年6月22日
概要:メタバースについて基礎的な事全般が学べる入門書です。
特徴:今回の書籍のタイトルの枕詞として、【今世紀最大のビジネスチャンスが1時間でわかる!】と記されています。
流石に1時間以上はかかるかなと思うモノの、全ての項目が見開き2ページに収まっていて、それぞれのページの下半分が図解になっているのがとてもユニークです。
見開き2ページで1つの項目が完結している書籍は他にもありますが、それぞれのページの下半分が図解というのは他には無いこの書籍にしかない特徴です。
目次を引用しての中身の解説
CHAPTER 1 メタバースとは何か?
流石に多くの書籍の最初の章で、”メタバースとは何か?””メタバースとは?”という内容を取り上げていますね。
この書籍もそういった他の多くの書籍に倣っています。
CHAPTER1では、メタバースの言葉の意味から始まり、メタバースの歴史VR関連、AR関連、ミラーワールドとの違い、アバターの重要性、SNS/AI/5G等との関係を分かりやすく説明しています。
全部で21項目有ります。
CHAPTER 2 メタバースは次の「キラーサービス」
このCHAPTERではメタバースのサービス、それを支える技術などを取り上げています。
メタバースで新たに生まれる職業や、NFTとの関係についても触れています。
全部で21項目有ります。
CHAPTER 3 仮想現実で生きる未来
このCHAPTERではメタバースの中の一つのセグメントである仮想現実のいてどんなことが生まれるかを記しています。
メタバースは、仕事でも遊びでも使用出来る、また年齢層では高齢者でもメタバースを利用できることなどを記しています。
このCHAPTERも全部で21項目あります。
CHAPTER 4 企業や行政が見すえるメタバース
このCHAPTERは、メタバースでどういうビジネスが行なわれていくかについて、GAFAM(Google、Amazon、Facebook=現Meta、Apple、Microsoft)の取り組みについて詳しく説明しています。
後半では、日本政府行政がメタバースで何を取り組んでいるか,幾つかの企業がメタバースをどう利用しているかを取り上げた上で、最後に日本の企業がメタバース時代を勝ち抜くためにしなければいけないことを記述しています。
感想
メタバース入門書として、「メタバース超入門」や、「メタバース さよならアトムの時代」と同じようにオススメの書籍です。
あとメタバースというと濃い青色を背景とかデザインに用いる場合が多いのですが、何故かこの書籍はそのアンチテーゼとして、敢えて赤色と黒色の2色で全てが構成されています。
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