企業顧問の全知識|種類・報酬相場・働き方・やりがいを現役顧問が徹底解説
目次
はじめに
「長年培ったスキルを、一社だけでなく社会全体に役立てたい」
「定年後や副業として、企業顧問という選択肢を検討している」
今、こうしたプロフェッショナルな働き方を選ぶ方が増えています。しかし、一言に「企業顧問」と言っても、その種類や報酬、働き方は千差万別です。
この記事では、私自身が7年間で60社以上の顧問を務めてきた経験から、顧問業のリアルな実態を「種類・報酬・時間・やりがい」の4つの切り口で完全網羅しました。
企業顧問にはどんな「種類」があるのか?
顧問に求められる役割は、企業の成長フェーズや課題によって異なります。大きく分けると以下の4つのタイプが主流です。
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経営顧問(エグゼクティブ・アドバイザー): 主に経営陣の意思決定をサポートします。人脈を活かした販路拡大や、M&A、組織再編などの高度な経営判断に寄り添います。私は経営顧問はほとんど行ったことがありません。
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技術顧問(テクニカル・アドバイザー): 私がメインとしている領域です。製造現場やIT開発において、専門的な知見から設計レビューやトラブル解決、DX推進を行います。この約7年間の企業顧問でも技術顧問が約2/3を占めます。
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営業・マーケティング顧問: 新規開拓の戦略立案や、営業組織の構築を支援します。「売れる仕組み」を作る専門家です。私も新規開拓支援や、営業支援は行っています。商品企画部門に対して要求仕様の作成の仕方について支援したこともあります。
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管理部門顧問(人事・財務・法務): IPO準備や、複雑な労務問題、資金調達など、バックオフィスの専門課題を解決します。私も人事的なことでは、若手技術者育成支援を行ったことがあります。また企業の知財戦略支援も行ったことがあります。
気になる「報酬」のリアルな相場
顧問報酬は「拘束時間」ではなく「提供する価値」で決まります。
以下3つの支援形態での報酬相場と支援内容を記します。
| 支援形態 | 報酬相場(月額) | 主な内容 |
| アドバイス型 | 5万円 〜 10万円 | 月1回のミーティング、チャット相談 |
| 併走・プロジェクト型 | 20万円 〜 35万円 | 週1回の打ち合わせ、資料添削、実務指導 |
| ハンズオン(実務)型 | 30万円 〜 50万円以上 | 週1〜2日の常駐、現場指揮、具体的な成果物作成 |
私が今まで一番多い支援形態は、伴走・プロジェクト形です。週1回=1日の支援時間は2~3時間程度が多く、メールやり取りや資料読み、一部資料作成など含めても1日=4時間位が多いです。
大森のアドバイス:
最初は低単価でも「実績」を作ることが先決です。1社で大きな成果を出せば、それが呼び水となり、次からは「指名」で高単価案件が舞い込むようになります。
「時間」の使い方と働き方の自由度
企業顧問の最大の魅力は、ライフスタイルに合わせて稼働をコントロールできる点にあります。
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大概は1日2-3時間の支援: 前述のとおりです。1回2~3時間の対面またはオンラインでの支援が多いです。オンラインを中心にすれば、会社員の方で副業でも始めることができます。
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パラレルワーク(複数社掛け持ち): 私は常に複数の顧問先を抱えていますが、各社の定例MTGを効率よく配置することで、1社に縛られない自由な働き方を実現しています。同時に最大5社くらいの企業顧問を行ったこともあります。
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場所を選ばない働き方: 最近では製造現場の支援であっても、オンラインツールを駆使することで、地方や海外(台湾など)の案件を自宅から支援することも可能になっています。
「企業顧問のやりがい」とは?
お金や時間以上の価値が、企業顧問という仕事にはあります。
① 「ありがとう」の重みが違う
正社員として働いている時よりも、外部の専門家として問題を解決した時の方が、経営者からダイレクトに、かつ深く感謝されることが多いです。
「大森さんがいなければ、この問題は解決しなかった」と言われる瞬間は、何物にも代えがたい喜びです。
② 常に最新の現場で自己研鑽ができる
複数社の現場を見ることで、1つの会社にいては得られない「横断的な知見」が溜まります。
A社での成功事例を、抽象化してB社に活かす。
この知的なパズルが、自分自身の市場価値をさらに高めてくれます。
③ 日本の産業を底上げしている実感
特に製造業のDX支援などでは、自分のアドバイス一つで現場の生産性が劇的に向上します。日本のものづくりを影から支えているという自負は、大きなモチベーションになります。
企業顧問として成功するための第一歩
いきなり高単価の顧問契約を結ぶのは簡単ではありません。まずは「自分に何ができるのか」を棚卸しし、それを発信することから始まります。まずは月2回=隔週くらいの支援で報酬が10万円程度からでも行って、実績を上げる=企業の方から喜んでいただき、ひいては顧問エージェントの方に対しても良い結果を報告すれば、その後新たな企業顧問案件を紹介してくれる率が高まります。
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実績の言語化: 「何年経験したか」ではなく「どんな問題を解決したか」を書く。
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発信の継続: ブログやSNSで専門知識を出し惜しみなく提供する。→顧問エージェントからの案件に加えて、企業側から直接”助けてほしい”という依頼が来る可能性があります。私も何回かあります。
まとめ:あなたの経験は、誰かが切実に求めている宝物
「自分程度のスキルで顧問なんて……」と謙遜される方が多いですが、あなたが当たり前だと思っている知識が、他社にとっては喉から手が出るほど欲しい解決策であることは非常に多いです。
ぜひあなたのこれまでの経験に基づいたスキルに自信をもち、企業顧問にチャレンジしてください!
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