難しいことをわかりやすく話せる人は難しいことを理解している人
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目次
はじめに
この話を初めて聞いたのは大学の講義でした
この言葉はもう今から40年以上前の大学工学部のときの講義 ”電子材料”の 杉本教授が仰っていた言葉で凄く印象に残っています。
杉本先生は、電子材料の中でも確かフェライドという物質の研究の権威であり、その素材の説明をする際に、我々学生に対して黒板に図を書いて、わかりやすく説明してくださったことを記憶しています。
それがずっと私の頭の中にありました。
顧問の仕事をして”わかりやすく説明する”ことの重要さを感じました
前職の電気メーカに在籍しているときはそのことをさほど意識していなかったのですが、この5年間、顧問として様々な企業の開発設計支援をしたり、顧問と別にセミナー講師やメタバースアカデミーの中でもメタバースに関するセミナーをしているときに
意識しているのは、結構専門的で難しい技術の事柄もわかりやすく伝えると言うことです。
実際に一般には難しいと感じることを”わかりやすく”伝えることで、顧問先企業の方々に喜んでいただくということが起るようになりました。
わかりやすく伝えるには?
わかりやすく伝えるためにはその技術的内容をよくかみ砕いて、どなたにも分かるような説明をする必要があります。
技術的内容をかみ砕くと言うことは、その技術的内容を熟知、深く知らないと行えないことだと思います。
実際、わかりやすく伝えるようにするために、その技術内容を調べるために様々な文献を読んだり、ネットで情報を確認するといった努力を重ねることによって、技術的内容を今まで以上に広く、深く知ることが出来て、それを人にわかりやすく伝えられるようになると思います。
技術的事柄をわかりやすく伝えようとすることによって、その事柄を私自身が、より深く知ることが出来ます。
どんな学問、技術、情報も頂点はありません。それぞれの事柄をいくらでも広く深く多く知ることは出来ると思います。
そして広く深く知った学問、技術、情報は、それをわかりやすく人に伝えることが出来ますし、伝えることを通じて、さらにご自身はその事柄の理解が深まることになります。
まとめ
これからも私は企業コンサルティングやセミナー講師を行う際に、難しい事柄も
わかりやすく伝えることを心がけたいと思いますし、これを読んでいただいている皆様にも、
ご自身の知っていることを、他の方にわかりやすく伝えてみませんか?
ということをオススメしたいと思います。
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