メタバース業界団体関連図:メタバースジャパン(MVJ)と日本デジタル空間経済連盟が連携の方向。メタバース協会、メタバース推進協議会との関係は?
2022年月31日にメタバースの業界団体の一つであるメタバースジャパン(MVJ)が別のメタバース業界団体である一般社団法人日本デジタル空間経済連盟及びNPO法人バーチャルライツと総合連携するという発表がされました。
以下MVJによる発表記事を引用します。
この度「一般社団法人Metaverse Japan(メタバースジャパン)」(代表理事:長田 新子、馬渕 邦美、以下「MVJ」)は、我々のミッションを推進する為に、一般社団法人日本デジタル空間経済連盟(代表理事:北尾 吉孝、以下「日本デジタル空間経済連盟」)とNPO法人バーチャルライツ(理事長:國武 悠人、以下「バーチャルライツ」)と相互入会する事を合意致しました。
今回の提携は業界団体との更なる連携強化の一環として位置付けられ、日本デジタル空間経済連盟とバーチャルライツがMVJの提携パートナーとして、且つMVJも両団体の賛助会員として相互入会することで、共にWeb3時代のメタバース領域における政策提言やガイドライン策定に関する協業や、メタバースネイティブへの理解の促進、イベントや勉強会・セミナーなどでの交流を図っていくことを目的としています。
MVJは、設立当初より日本ブロックチェーン協会(JBA)やバーチャルシティコンソーシアムといった団体と提携し、意見交換や勉強会の連携などを進めてきました。今後も様々な業界団体や企業と協業しメタバース領域のハブとなり、日本企業がグローバルのマーケットやユーザーコミュニティで輝ける事を目指しています。
また現在MVJは、提携パートナーに限らず、当社団法人の目的・趣旨にご賛同いただける
企業・団体様を会員として募集しています。
出典:メタバースアカデミーのサイトより
今回の記事は現在乱立する日本のメタバース業界団体がたとえいくつかの団体に分かれたとしても、
メタバース政策提言、ガイドライン策定といったメタバース業界全体の発展に対して
ベクトルを合わせて行動していく点で非常に良い流れになってきていると思います。
現在日本におけるメタバース関連団体には、他にもメタバース協会、メタバース推進協議会等が
あります。現時点でのメタバース団体の関連図を作ってみましたので、ご覧ください。
この図の通り、現時点では日本空間デジタル経済連盟がMVJ、日本メタバース協会と連携している一方、メタバース推進協議会は他の団体とは連携していないという状況です。
最近はWebサイト、広報などで一番活動的に見える団体はMVJです。養老孟司さんを代表理事に迎え入れて話題となったメタバース推進協議会も今後何らかの動きがあるかと思います。
注目してきたいと思います。
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