論理的に考え、説明することはあらゆることに必要
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論理的な思考によるアクションは必須
元々私は長年商品の開発設計に携わってきた人間です。自分の性格として、雑なところもあるし、いい加減なところも有ると思っていますが、こと仕事に関しては、非常に几帳面になることが多いです。何故なら、商品開発設計において、ハードウエアに関してもソフトウエアに関しても、機構設計に関しても、設計は論理的な思考によるアクションで行われるからです。
論理的でないとどうなるか?
分かりやすい例で言えば、ソフトウエアにおいて、プログラムのコーディングの1文字でも違っていれば正しく動きません。電気回路、電子回路でも、一つでも回路が間違っていたり、抵抗、コンデンサの定数などが違っていたら正しく動きません。実際には、商品開発設計だけでなく、日常生活のあらゆることにおいて、論理的思考力は非常に重要だと思っています。
最近の日本で気がかりなこと
私がいま日本で気がかりなのは、2-30年前に比べて新聞や雑誌の記事の質が非常に悪くなっていることです。文章の筋が通っていない、何を主張したいのか良く分からない文章が多くなっている気がします。文章の推敲をしていないことも問題ですが、そもそもの文章の質が全体的に悪いが故に、実際に出版される新聞・雑誌などの記事での誤りが多くなっていることはまちがいないと思います。
さらにテレビのワイドショーのコメンテーターとかも何を言いたいのか分からない発言をする人が沢山いると思います。論理的な話が出来る人が少なくなってきたように感じます。
論理的な話が出来ること、文章が書けることは基本的なスキル
論理的に筋が通った話をすること、文章を書くと言うことは多くの人にとって重要な基本的なスキルだと思います。私が改めてそれを学んだのは、2018年の1月~3月でしょうか?元のPの知り合いである奥田さんが主宰した”教育のためのToC”というワークショップでした。あとは12年位前職場で広めた”なぜなぜ分析”でした。
論理に拘りましょう
日常会話がいつも論理的で堅い話だとリラックスできないと思いますが、一方大概の仕事においては論理的な話し方、文章に徹底的に拘るべきだと思います。デザイン、芸術的なもの、などは必ずしも論理性だけでは無いと思いますが、一般の会社での仕事の大半は、論理的思考、論理的文章、論理的話し方を行った方が仕事の質は上がると思います。
今後も私の会社での事業において、お客様にコンサルティングするときなども、いかに分かりやすく論理的に説明するか?を心がけて毎日精進していきたいと思っております。
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