記憶することの重要性
目次
人間の知的生産活動において記憶は重要
人間の知的生産活動において、入力と出力の間、真ん中にあり一番重要ともいえるのが、制御部・情報処理部です。制御、情報処理で重要なのが、プロセスと記憶だと思います。その中でも今回は記憶について取り上げたいと思います。
記憶なんかしなくて良い!は誤り
数十年前に比べて現在はほんと便利な時代になりました。分からない言葉などがあったら、スマホやPCで検索すれば大体の言葉の意味は知ることが出来ます。数十年前は辞書や百科事典を調べないと分からない言葉は一杯ありました。中には図書館に行って調べると言うことも有ったと思います。それでは現在なら何でもすぐ調べられるので何も記憶しなくて良いかというとそんなことは無いと思います。今でも基礎的なこと、重要な事柄、それも様々な分野の知識を自分の頭に蓄えておくこと、記憶しておくことは必要だと思います。
自分で記憶している事柄を利用して物事を考えたり、新たな事柄を勉強することも出来るので知識、記憶は重要だと思います。
学習において何故記憶が重要なのか?
それではそういう知識をどう習得するか、記憶するか?ですが、学問や仕事の技術であれば書籍やネットの情報やセミナー等から学べるかと思いますが、その中でも重要な言葉=キーワードは覚えて理解するのに超したことはありません。それらの言葉に数値などが関係する場合はそういった数値も覚えるに超したことはありません。
受験勉強は昔から暗記物が多いと言われてきました。そこで暗記に頼った問題よりも、考えさせる問題、書かせる問題も増えてきているとは思います。でも書かせる問題であっても記憶が重要であることは間違いありません。記憶されている事柄、言葉などを組み合わせて 書かせる問題=論文形式の問題において文章を書いていくことが必要になります。
従って”記憶する”ということは、やはり知識・技術の習得には欠かせない基本的な行為だと思います。それではどうしたら記憶力を高めることが出来るのでしょうか?
記憶のための技術が記憶術です
効率的に記憶をするためにに役立つ技術が記憶術だと思っています。最近私は殆ど記憶術を使っていないのですが、過去速読と同じく記憶術も何度か勉強しました。一番始めに買った本が、高校のとき、渡辺さんという方の記憶術、その後はやはり高校時代に、藤本憲幸さんの”奇跡の記憶術”もはまりました。この20年くらいでは、速読でも有名な栗田先生の記憶術を勉強しました。2002年に千駄木のSRS教室に10回くらい通って勉強しました。ただしどんな記憶術も大体は同じような方法です。連想記憶術とか、場所に当てはめて記憶する方法とかです。。。
記憶術によって東大に合格した同級生の話
私はこれまで記憶術をフルマスターして活用しているわけでは無いのですが、高校の時に記憶術を駆使した同級生がいました。高校の時、私が少し勉強していた記憶術を同級生のNくんに教えたのです。そうしたら、Nくんは私以上に記憶術にはまりました。彼の家に遊びに行ったら、受験勉強のために沢山記憶するための紙が貼ってありました。記憶術の甲斐があって、彼はついに東大に合格しましたのです。
ということで野村くんが東大に合格したのには私も少しは貢献していると今でも思っています(笑)
記憶術は今でも受験勉強や資格試験勉強などには役立つと思います。また私も記憶術を使って、東大受験はしませんが、いくつかの資格試験勉強にチャレンジしようと思います。
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