メタバースの最新動向
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目次
はじめに
この記事では、メタバースの最新動向についてお話ししたいと思います。
2022年は盛り上がったメタバース
メタバースは2021年の10月末現在のMeta社の社長、マークザッカーバーグが社名をFacebook社からMeta社に変更してから、日本でも名前が知られるようになり、2022年はメタバースで非常に盛り上がりました。
私もハートテクノロジーズという会社と別に一般社団法人 メタバースアカデミーを設立し、メタバースの教育を行い、かつそれを通じてメタバースの事業を行おうと
考えている企業への支援を行うことを目指してきました。
2023年はメタバースは影薄くなる
ところが2023年なりメタバースブームはいったん落ち着いた形になりました。
その理由は、皆様も多分感じていると思いますが、チャットGPTに代表される生成AIが大ブームとなり、マスコミ、メディアの話題はチャットGPT一色になったともいえ、メタバースは影が薄くなってしまいました。
2024年メタバースが再び話題になる3つの理由
しかしながら、2024年に入って、メタバースは再び話題になることが増えていると思います。
その理由は3つあると思います。
1つめ:産業用メタバースの発展
なかなか目立たないかもしれませんがメタバースの中でも産業用メタバース、最近は徐々にインダストリアルメタバースという名前が浸透しつつありますが、
この分野でのメタバース活用は着実に増えてきています。
この分野はIoTのインダストリアル応用、デジタルツインの世界の進化系ともいえ、場合によってはメタバースという言葉を使っていなくてもIoT、デジタルツイン、産業でのVR,XR応用イコールメタバースといっても過言ではありません。
2つめ:各社からのXRグラスの発売
今年はAppleのVision Proを始めとして、メタバース用のXRグラスがいくつかの会社から発売される見込みです。
30数年前携帯電話が普及しはじめたきっかけは、携帯電話の小型軽量化と種類が増えたことだと思います。
それと同じでメタバースのための端末が沢山発売され、それが徐々に小型軽量化すると
一般ユーザからはメタバースが使いやすいものになり、普及の糸口になると思います。
3つめ:チャットGPTブームが落ち着く
チャットGPTブームが落ち着いてきたことです。もちろんチャットGPTを代表とする生成AIについては、ブームが落ち着いても今後もさらに普及し、技術も向上すると思いますが一般的なマスコミがあおるようなブームは落ち着いたと思います。
そうなるとマスコミ・メディアはまた新たな話題を提供したくなるもので、そのときいったん影が薄くなったメタバースを再び取り上げようとするのは当たり前で、実際そういう動きが増えてきています。
またチャットGPTとメタバースの連携というテーマも増えてくると思います。
まとめ:2024年メタバースは再度ブームになる
以上の理由で、2024年は、メタバースが2022年同様取り上げられる年になると思います。
それもチャットGPT、生成AIと合わせた形でのイベント、サービスが急増していくと思います。
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