企業顧問の仕事:技術を教えるだけでは人は育たない。「現場の判断基準」を伝承するエンジニア育成
目次
はじめに
これまで、無線トラブルの解決や外注選定といった「実務の代行・支援」についてお話ししてきました。しかし、私が顧問として関わる中で、多くの経営層から最後に相談されるのが、「自社の若手を、大森さんのような視点を持ったエンジニアに育ててほしい」という願いです。
教科書では学べない「現場の勘所」
今の若手エンジニアは非常に優秀で、最新のツールや言語を使いこなします。ソフトウエア全般に関しての知識の吸収力は強いし、タイピングなども早いです。スマホでの検索もすごく早いです。
しかし、いざ不具合が起きたり、設計の岐路に立たされたりしたとき、「どう判断すべきか」で立ち止まってしまうケースが多く見受けられます。
それは、彼らの能力不足ではありません。単に、「経験に裏打ちされた判断基準」**に触れる機会が不足しているだけなのです。
- 「なぜ、この回路構成ではなく、あえてこちらを選んだのか?」
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「このログの違和感を、どうやって解決の糸口に変えるのか?」
こうした「暗黙知」とも言える勘所は、座学の研修では決して身につきません。
プロジェクトを通じた「実戦形式」の伴走育成
私の育成スタイルは、講義形式ではありません。実際の開発プロジェクトに共に参加し、ホワイトボードを囲み、一緒に測定器を覗き込むような「OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)の極致」です。
私が若手に問いかけるのは、「正解」ではなく「プロセス」です。 「今の挙動を見て、君ならどこを最初に疑う?」 「その設計にした場合、3年後のメンテナンス性はどうなると思う?」
彼らの横で、私の思考プロセスをすべて言語化して見せること。そして、彼らの考えを否定せず、「プロの視点」を少しずつ接ぎ木していくこと。この繰り返しが、若手を「指示待ち」から「自走できるエンジニア」へと変えていきます。
私の失敗談も沢山話します。無線通信でのトラブル、思わぬソフトウエアバグなど、実際に苦労した話、失敗した話が一番若手の方に突き刺さるようです。
「大森さんがいなくても回る組織」を目指して
顧問としての私の最終的なゴールは、皮肉なことに「私がいなくても大丈夫な状態」を作ることです。
私が持っている30年の知見を、その企業の「資産」として若手に引き継ぐこと。それができて初めて、企業は外部依存から脱却し、自社でイノベーションを起こし続ける体質を手に入れることができます。
「技術を教える」のではなく、「技術との向き合い方を伝える」。 これが、私が「伴走型顧問」として最も大切にしている、未来への投資です。
💡 よくある質問(FAQ)
Q:技術力に差がある若手とベテランが混在するチームでも、育成は可能ですか?
A: はい、可能です。むしろ多様な層がいる方が、技術伝承の重要性が明確になります。それぞれのレベルに合わせた役割を与えつつ、共通の「判断基準」を持てるようにチーム全体をボトムアップさせる支援を行います。
Q:具体的な研修カリキュラムなどは用意されていますか?
A: いわゆる「学校」のような固定のカリキュラムはあえて設けていません。今まさに社内で起きている課題を「生きた教材」として活用することで、最も学習効率の高い、現場直結型の育成を実現します。
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