企業顧問は“楽な仕事”ではない──それでも私がこの働き方を続けている理由
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目次
はじめに
「企業顧問って、楽そうですよね」
最近、そんな言葉をかけられることがあります。
会議に出て、アドバイスをして、あとは帰る。
肩書きも立派で、責任も軽そう。
外から見ると、そう見えるのかもしれません。
ですが、実際に現場で顧問をしている立場から言うと、
企業顧問は決して“楽な仕事”ではありません。
むしろ、とても神経を使う仕事です。
企業顧問の仕事はなぜ楽ではないのか?
なぜなら、顧問が向き合うのは
「経営者や組織責任者の判断」そのものだからです。
企業の現場では、多くの場合すでに情報は揃っています。
選択肢も見えている。
社内でも議論は尽くされている。
それでも決めきれない。
その“最後の一歩”に関わるのが顧問です。
ここで求められるのは、正解を提示することではありません。
「こうすべきです」と断言するのは簡単です。
過去の成功体験を語ることもできます。
しかし、それをやると
ほぼ確実に顧問契約は続きません。
なぜなら、その会社にはその会社の事情があり、
その経営者には、その人なりの責任の重さがあるからです。
顧問の役割
顧問の役割は、答えを出すことではなく、
・どこで判断が止まっているのか
・どんな選択肢があるのか
これを一緒に整理し、
経営者が「自分で決められる状態」を作ることです。
私はこの関わり方を
「現場密着型顧問」と呼んでいます。
現場に入り、会議に同席し、
経営者の思考に並走する。
作業を代行するわけでもなく、
結論を押し付けるわけでもありません。
前に進める状態を作る。
それが仕事です。
だから顧問は楽ではありません。
判断の重たい場面に立ち会い、
時には経営者の迷いや不安も受け止める。
精神的な負荷は決して小さくありません。
企業顧問はやりがいがあります!
それでも、この仕事には大きなやりがいがあります。
会社が一歩前に進む瞬間に立ち会えること。
「助かりました」と言ってもらえること。
これは他の仕事ではなかなか味わえません。
企業顧問は、特別な人だけの仕事でもありません。
企業が本当に求めているのは、
・失敗と成功のリアル
・人と人の間に立ってきた調整力
こうした“生きた経験”です。
会社員時代に積み重ねてきたことは、
きちんと整理すれば十分価値になります。
まとめ:企業顧問を目指してみませんか?
もし今、
これまでの経験をどう活かせばいいか分からない
今の働き方に違和感がある
そう感じているなら、
顧問という働き方を一度考えてみてもいいかもしれません。
顧問は楽な仕事ではありません。
でも、覚悟を持って向き合える人にとっては、
とても意味のある働き方です。