企業顧問エージェント経由でも報酬交渉は必ずしましょう
リスキリング自己啓発顧問関連仕事の仕方お知らせピックアップコラム
目次
実際に私がやっていることは”報酬交渉”です
企業顧問の案件をエージェント経由で受ける場合、多くの方がこう思っています。
「提示された金額でやるしかないですよね」
実は、これは半分正しくて、半分間違いです。
確かにエージェント案件では、最初から報酬額が提示されます。しかし、その金額は“確定額”ではなく、“仮の初期提示”であることがほとんどです。
私はこれまで、複数の顧問エージェント経由で案件に関わってきましたが、ほぼ毎回、条件や報酬について再調整しています。
そして実際に、金額が上がったケースも少なくありません。
なぜ最初の提示額は低めなのか
理由はとてもシンプルです。
エージェント側は、
・顧問側が断らない金額にしたい
・まずは話を前に進めたい
という立場にあります。
そのため、
「このくらいなら通るだろう」
という安全側の金額が出てきます。
つまり、最初の提示額は“最低ライン”であることが多いのです。
私が必ずやっている4つのこと
エージェント案件でも、私は必ず次のことを行います。
① 稼働内容を再定義する
最初に提示される内容は、
「週1日支援」
「月◯時間」
といった曖昧な表現が多いです。
私は必ず、
・意思決定にどう関与するのか
を整理します。
ここで「作業」ではなく
「判断支援」であることを明確にします。
② フェーズ分けを提案する
いきなり長期契約ではなく、
・最初の1〜2ヶ月は現状把握フェーズ
・次に実行フェーズ
というように段階を切ります。
これにより企業側も判断しやすくなり、
報酬設計の自由度が上がります。
③ 顧問の役割を言語化する
私は必ず、
「私は作業を代行する立場ではありません」
「経営判断を整理する役割です」
と伝えます。
これを言わないと、便利屋ポジションになります。
④ 金額について“相談”として投げ返す
いきなり強く交渉はしません。
例えば、
「内容的には◯万円相当だと思っていますが、ご相談可能でしょうか」
という形で、柔らかく返します。
これだけで、再検討されるケースは非常に多いです。
交渉しない顧問は、最初から自分の価値を下げている
ここで大切なのは、
交渉=わがまま
ではない、ということです。
顧問としての役割と価値をきちんと説明すること。
これは責任でもあります。
何も言わずに受けてしまうと、
・報酬が上がらない
・疲弊する
という悪循環に入ります。
最後に
エージェント案件であっても、
顧問の価値を決めるのは自分自身です。
遠慮せず、感情的にならず、
論理的に役割と価値を伝える。
それだけで、状況は変わります。
顧問は「お願いされる側」ではありません。
経営の判断を支えるパートナーです。
前の記事へ