企業顧問の報酬が安くなってしまう人の共通点
目次
はじめに
なぜ頑張っているのに評価されないのか
「顧問として関わっているのに、報酬がなかなか上がらない」
最近、こんな相談をよくいただきます。
話を聞いてみると、多くの方がとても真面目に現場に向き合い、企業のために動いています。
それでも報酬が伸びない。
実はこれ、珍しい話ではありません。
現場を見てきて感じるのは、顧問の報酬が安くなってしまう人には、いくつか共通点があるということです。共通点を挙げてみましょう。
①「何でもやります」になっている
まず多いのがこれです。
企業から頼まれることを断れず、
・調整業務
・細かな実務
まで全部引き受けてしまう。
本人としては貢献しているつもりでも、企業側から見ると
「便利な人」
になってしまいます。
価値ではなく“作業量”で評価される状態です。
単位時間あたりの報酬が減る方向にいくという皮肉な結果になりがちです。
企業顧問の場合は、”価値”を認めていただき、その”価値”に対する報酬をし払っていただく形にしましょう。目安として時間当たり幾らという取り決めをすることになるのがほとんどですが、労働集約型にならないように注意しましょう。
② 自分の役割を言語化できていない
次に多いのが、
「自分が何を提供しているのか」
を言葉にできていないケースです。
顧問の価値は、
・論点を明確にする
・経営者の思考に並走する
といった“目に見えにくい部分”にあります。
これを言語化しないまま関わっていると、
「なんとなく手伝ってくれている人」になってしまい、価格の根拠が作れません。
③ 成果を“共有”していない
実際には価値を出していても、
・何が変わったのか
・どこが前に進んだのか
を振り返らないまま次に進んでしまう人も多いです。
企業側は忙しいので、言われなければ気づきません。
結果、
「ありがたいけど、具体的な成果はよく分からない」
となってしまいます。
顧問の報酬は“時間”ではなく“判断”で決まる
顧問の価値は、稼働時間ではありません。
どれだけ重要な場面で、どれだけ意思決定を前に進めたか。
ここです。
現場で価値を出している顧問は、
・判断支援という立ち位置を崩さず
・定期的に成果を言語化しています。
だから自然と報酬も上がっていきます。
最後に
企業顧問の報酬が安いのは、能力不足とは限りません。
多くの場合、
「価値の伝え方」
の問題です。
もし今、
一生懸命やっているのに評価されない
報酬が上がらない
と感じているなら、
まずは自分が何を提供しているのか、整理してみてください。
顧問とは、作業者ではありません。
経営の判断を支える存在です。
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