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スマートルーティングデバイス(SRD)について

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はじめに

 

この記事では、スマートルーティングデバイスという商品の紹介をします。

 

スマートルーティングデバイス(SRD)とは?

 

スマートルーティングデバイス、英語で記すと Smart Routing Device、頭文字を取ってSRDと称していますが、これはメッシュ無線LAN機器の一つです。

 

メッシュ無線LANについて

 

まずはメッシュ無線LANについては別記事でも紹介していますが、ここで改めてメッシュ無線LANについて解説します。

 

メッシュ無線LANというのは、複数の無線LANルーターが相互に接続されてネットワークを形成するシステムのことです。

 

各ルーターというのは他のルーターにつながるのに加えて、当たり前ですが、無線LANの端末にもつながります。

 

代表的なものとしては、皆様おもちのスマートフォンとかタブレット端末とかパソコンとかIoT端末などとつながることができます。

 

無線LANは意外と飛ばない!

 

実はメッシュ無線LANというのが出てきた背景としては、無線LANは皆様お使いになっていると思いますが、無線LANが意外と飛ばないという問題があ
るからなのです。

 

無線LANは、周波数帯では2 4GHz帯および5GHz帯がメインです。 最近IEEE802.11ah=通称Wi-Fi Halowという920MHz帯の無線LANが加わりましたが、大半は2.4GHz帯か5GHz帯です。さらに5GHz帯から周波数が上に伸びて6GHz帯も使用出来るようになってきています。

 

過去10数年間は無線LANというと2.4GHz帯が主に使われていました。

 

5GHz帯は周波数が高いと言うことで技術的に半導体を作るのが難しくなる傾向にあり、過去は半導体があまり無かった、あっても値段が高かったので普及していませんでした。

 

ところが2.4GHz帯が非常に混み合ってて、混み合っててつながりにくいという問題があったので、最近は5GHzがかなり使われるようになりました。

 

この10年くらいで5GHz帯の無線LAN半導体=チップも価格が安くなり、かつ半導体メーカも増えて、今やPCやスマートフォンなども5GHz対応が当たり前になっています。

 

ところが5GHzの無線LANには問題があります。 

2.4GHzと比べると、飛ばないのです。飛ばないということをご存じない方が多いです。

 

実は無線の特性として 、周波数が高くなればなるほど同じ送信の電力であっても飛ばない、かつ、いろんな障害物があるとその電波が回り込みにくくなることで、余計その周波数が高いと飛ばない場所が多く発生します。飛ばない場所のことをデッドポイントと称します。

 

折角2.4GHz帯に比べると混み合っていない5GHz帯を用いて安定した無線LANの通信が出来ると思っている人も多いかと思いますが、実は2.4GHz帯と比べて飛ばないのという新たな問題に悩まされている方が世の中に多いと思います。

 

飛ばない無線LANの救世主がメッシュ無線LAN

 

それを解決するのがメッシュ無線LANというものです。

 

メッシュ無線LANがあれば、例えば今まで電波が届かない場所があるとしたら、その場所ににポンとメッシュ無線LANの機器を入れるようなことによって、使えないエリアというのを解消することができるというのが大きな特徴になります。

 

そして、メッシュ無線LANの場合は、メッシュ無線LAN同志において、いわゆるLANのケーブルをつなぐ必要がありませんので、設置工事が楽になるというメリットもあります。

 

スマートルーティングデバイス(SRD))の特長

さて、今回申し上げたスマートルーティングデバイス(SRD)というのは、メッシュ無線LANルータの製品の一つに相当します。

大きな特長を2つ紹介したいと思います。

 

 

1)中継数が多い

 

このスマートルーティングデバイス(SRD)は、メッシュ無線LANルータの特長として、ルーター同士で、どんどん”ホップ”といってデータを中継していく仕組みになっていますが、その中継数が他社と比べて、非常に多いという特長があります。

 

従来製品の場合、中継数は2~3が普通と言われていますが、スマートルーティングデバイス(SRD)ほ最大中継数は約10です。

 

ここでは詳しい数字は申し上げられませんが、受信感度が自体が非常に良いことと、中継の時の独自のアルゴリズムによって、中継した後の伝送速度の低下がすくないのが特長で、それによって中継数を増やしても十分にインターネット接続が出来るくらいの伝送速度が維持できるというのが最大の特長です。

 

 

2)消費電流が少なくモバイルバッテリーで数時間使用可能 ”災害用に最適”

 

非常に消費電流が少なくて電池でも駆動できるモバイルバッテリーなどでも8時間とか10時間持つということで、停電時など災害時にも使えるというようなメリットもあります。

 

このメッシュ無線ALNという製品の一つであるスマートルーティングデバイス(SRD)をハートテクノロジーズ株式会社でも扱ってますので、もし、ご興味のある方はお問い合わせいただければ嬉しいです。

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