企業顧問としての活動で企業様から喜ばれる事例3つ紹介します
目次
顧問先企業様から喜ばれたこと 代表的な3つ紹介します
この記事では、この約5年間企業顧問として、どういうことで企業様から喜ばれてきたかを紹介したいと思います。
大きく3つ記したいと思います。
1 今までなかなか解決しなかった問題が解決した
2 座学、セミナー等で聴講者の心を動かした
3 関連する企業を紹介した
順番に紹介していきたいと思います。
1 今まで解決しなかった問題が解決した
企業様は、今まで企業様の中で解決出来ていない問題を解決したいと思って、外部の人に期限をできるだけ定めて問題解決に当たって欲しいと言うことで、顧問の採用を考える場合が多いです。
私もこの約5年間、約40社の企業顧問をする中で、約半数くらいはなかなか問題解決をしない案件に関して、あっという間とはいきませんが、1週間から1ヶ月くらいで解決した案件もあり、そうした場合、企業様から大変喜んでいただきました。
例としては、既に商品化された機器の無線通信に関するトラブルの解決が挙げられます。
問題の多くは、ずっとではなく、時々無線通信においてデータが相手に届かなくなるといった例が非常に多いです。
そうした場合、どのように問題解決をしていくかといえば、以下の手順で行います。
1)問題の現象をよく観察して、できるだけどういう条件で(操作とか環境とか)どういう問題が起きるかをまとめる。発生の頻度も記す。
2)その問題が起きる原因としてどういうことが考えられるかを洗いざらい記す。いわゆる推定原因の抽出をする。
3)推定原因によって実際にその問題が起きるかどうかを、考察及び実験の組み合わせで検証する。その結果問題の真の原因=真因を見つける。
4)真因が見つかったら、その真因以外の原因が無いかを調べる。それと同時にその真因で他の問題に繋がっていないかを調べる。
5)上記真因(場合によっては複数の真因)の対策を立案する。対策案も場合によっては複数抽出し、どの対策案が最良かを対策の効果、工数・費用などの面から考察する。
6)上記対策案による弊害が無いかも考察する。
7)実際に対策案を講じて、それによって元々の問題が解決されるか,及び弊害が無いかを十分に検証する。
こういったストーリで問題解決を行うことで殆どの問題は解決します。
良く企業さまから”この問題はずっと色々原因を調べていたのですが、解決しないのですよ”と言われる場合が多いのですが、上記ストーリで緻密に作業をしていけば殆どの問題は解決します。
もちろん真因がわかり、その問題解決には莫大な時間や費用が掛かるケースもあり、その場合はその商品開発設計プロジェクト自体を見直すというケースもありますが、それも広い意味では問題解決に相当すると思います。
問題は必ず解決します というポッドキャストを公開しています。参考に聞いていただければ幸いです。
2 座学、セミナー等で聴講者の心を動かした
企業顧問の支援の中で、企業のメンバーのかたに様々な座学、セミナーを行う場合があります。
今まで沢山の座学・セミナーを行ってきました。代表的なテーマを以下に紹介いたします。
無線通信の基礎
プロジェクトマネジメントについて
リスキリング
プレゼンテーション
開発設計のロードマップについて
ポジティブ心理学
知財創出のノウハウ
例えば最近行った”知財創出のノウハウ”という約1時間半のセミナーに関しては、過去の私の知財創出の事例なども交えて、知財を出願することの意義と、それによってもたらされる企業の価値及び出願された方自身のメリットなどを紹介しました。
そのセミナーは数十人の技術者に聴講いただきました。
それをきっかけとして、知財を出願するモチベーションが上がったという感想も沢山頂戴しました。
1回のセミナーでも聴講者の心を動かすことが出来て、感謝していただいたことで、私も”セミナーを行って良かった”ととても嬉しい気持ちになりました。
ポッドキャストでもこのことについてお話ししていますので聞いていただければ嬉しいです。
3 関連する企業を紹介した
企業様の中には、IoT、無線通信、組み込み等の開発経験が社内であまりない、または社内にそういう技術者の方がいても、他のプロジェクトに掛かりきりで、開発人員が不足している。という悩みを持っているところが非常に多いです。
そうした場合、私がこれまでの長年の会社生活・開発経験を通じて沢山の開発受託を出来る会社と交流がありますので、企業様からのご要望に応じて、開発受託会社を紹介しています。
単に紹介するだけで無く、大概は複数の会社を紹介し、かつその複数の会社から提案・見積もりをいただいて、その中からどの会社を選択すれば良いかという選択方法・ノウハウについてもお伝えし、実際開発受託会社の選択自体も支援させていただくことが多いです。
さらには、開発会社が決ったら、開発プロジェクトの中で、その開発会社をどう管理していくか? いわゆる外注管理の方法についてもお伝えしております。
すなわち、
・外注先開発会社を複数社紹介する
・その中から適切な開発会社を選定する
・選定した開発会社に対する外注管理方法全般をお伝えする
といったトータルの支援をすることで、顧問先企業さまから喜んでいただいています。
まとめ
今回は、顧問先企業さまから喜んでいただいていただいていることとして3点、
1 今までなかなか解決しなかった問題が解決した
2 座学、セミナー等で聴講者の心を動かした
3 関連する企業を紹介した
を記させていただきました。
これからも顧問先企業の方々に寄り添い、喜んでいただく仕事が出来るように研鑽を積んでいきたいと思います。
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