スマホで今後出来ることして、メタバース、五感通信は必然
目次
はじめに
5Gさらにその後の6G時代において、スマートフォンでどんなことが出来るか予測するのはそれほど難しくありません。
私は間違いなくメタバースや五感通信が当たり前になると思います。
この記事ではなぜそう思うのかの理由を携帯電話の歴史と共に解説したいと思います。
携帯電話の歴史
携帯電話の始まりは、日本における自動車電話サービスの始まりが世界でも最初のケースと言われています。それは1979年のことでした。
現在よく言われる言葉として、5G、さらに最近は6Gという言葉を耳にすることもあると思います。ここでのGはGeneration=世代のことであり、5G,6Gがあるということは1G~4Gもあるわけですね。
5G以降はデータ通信の高速化以外にも、低遅延とか多数接続ということが言われるようになりましたが、4G以前はデータ通信の高速化が携帯電話の進歩での指標になっていました。その指標自体は5G,6Gでも続いています。
世代毎のデータ通信速度の平均的な数字を並べてみましょう。世の中で言われている数字よりも厳しめ=実際に使われるときの数字イメージで並べています。
1G データ通信無し(アナログ通信だったので)
2G 30Kbps以下
3G 数Mbps
4G 数10Mbps
5G 数100Mbps
6G 数1000Mbps
それぞれの世代でどんなアプリケーションが生まれたか?
それでは1Gは除く2G~5Gでデータ通信速度が速くなるにつれてどのようなアプリケーションが流行ったのでしょうか?以下これも単純化してそれぞれの世代でそれぞれ2つのアプリケーションを取り上げてみましょう。
2G 文字によるメール、iモードなどの携帯電話向けインターネット
3G 写真画像付のメール、iPhone以降はフルブラウザによるWebアクセス
4G 動画付のメール又はSNS、動画アプリ視聴
このようなアプリケーションの進化はデータ通信速度の進化に追随している訳です。
イメージとしてご理解いただくとしたら、
静止画写真を送るにはデータ通信速度が数Mbpsは必要です。
動画を送るにはデータ通信速度が数10Mbpsあればストレス無く送れるということになります。
5G以降のアプリケーションは?
動画の送受信は、4G時代のデータ通信速度の数10Mbpsで十分出来るようになりました。
となると5G時代のデータ通信速度が数100Mbps台になると、動画以上のアプリケーションが生まれると言うことになります。
その例が、メタバースや五感通信になるというわけです。
5Gにおいては、動画データに加えて、3Dのイメージや人、モノの様々な情報を付加して送るだけデータ通信速度があるので、メタバースにピッタリだと思います。
広い意味では、メタバースに含まれるのかも知れませんが、人間の五感においてまだ通信で送られていないものとして臭覚、触覚があります。そういう感覚も、勿論それらを認識するセンサーの進化と共に無線通信で相手に届けることが可能になるでしょう。
ということで、5G、6Gという携帯電話の進化に対応して,メタバースや五感通信が流行る、流行らせるのは必然だと思います。
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