Wi-Fiに関する話2つ:Wi-Fiでの通信速度の件とスマホのWi-Fi設定について
Wi-Fiに関しては筆者自身、仕事でもプライベートでも、そして場所も家、関係会社先、電車の中、カフェなどで、パソコン、タブレット端末、スマホで頻繁に使ってます。
振り返ってみれば、20年前はWi-Fiは、まだほとんど使われていませんでした。やっとパソコンで、家やオフィスから繋ぐようになった頃でスピードも遅かったです。
それもそのはず、Wi-Fiというのは20年前はまだ一般には無線LANと言っていましたが、無線LANの国際標準規格である、IEEE802.11が制定されたのが1997年。そのときはまだスピードが2Mbpsが最大でした。実際に普及し始めたのが1999年に802.11b(周波数は2.4GHz)で最大11Mbps、802.11a(周波数は5GHz)で最大54Mbpsの規格が制定された後からです。
現在では、802.11acと802.11ax(Wi-Fi6ともいいます)という規格のものが主流になっており、それらは最大速度が1Gbpsを超えると言うことで、この20年で伝送速度は数百倍になったといえます。
私は仕事自体、2000年代前半は、Wi-Fiを携帯に入れるプロジェクトのリーダーをしていて、かつそれがなかなかうまくいかず、それ故に今でもWi-Fiにはとても関心、思い入れがあります。
そんな中でWi-Fiを使う立場での注意点を今回は2点お伝えしたいと思います。
1 )家などで使う場合は、Wi-Fiルーターと距離が離れると速度が落ちることに注意してください。
数メートルとか別の部屋だと速度が落ちます。特に階が異なると天井などの影響によりぐんと電波が弱まってしまうことが多いです。パソコンでもスマホでもスピードテストとググってスピード検査してみてください。10Mbps以上なら問題ありませんが、それ未満であれば、なんらかの改善必要です。
具体的には、出来るだけWi-Fiルータの近くでパソコンやスマートフォンを使うのが理想ですが、それ以外の方法としては、
・できるだけ最新の802.11ax(Wi-Fi6)対応のWi-Fiアクセスポイントを買い求める。
・アンテナが外付けのWi-Fiアクセスポイントを買い求める。
・アンテナが外付けのWi-Fiアクセスポイントを買い求める。
・Wi-Fiアクセスポイントをできるだけ高い位置に設置する。天井近くが望ましい。
・どうしても電波が届きにくい場合は、間に中継器を設ける。
・どうしても電波が届きにくい場合は、間に中継器を設ける。
など行ってみてください。
2)スマートフォンを外で使う場合は、できるだけWi-Fi設定はオフにしておきましょう。
なぜなら最近は、Wi-Fi設定オンしておくと、公衆Wi-Fiのアクセスポイントを掴んでしまうとこがあり、かつそのアクセスポイントとウェブサイトで認証を済まさないと、LINEやメールも送れない、受けられない状態が続きます。特に自分でメール送っても届かないと言う問題が発生します。
したがって、普段はスマホのWi-Fiは切っておいて、ここなら確実にWi-Fi使えるという場所で、Wi-Fi設定オンにすることをお勧めします。
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