その経験、まだ眠っていませんか? 企業顧問として稼ぐ「5つのステップ」
目次
はじめに
「自分の経験も、どこかで求められているはずなのに、どう活かせばいいか分からない」——セミナーでいちばんよく聞くお悩みです。今日は、経験を実際の収入に変えるための、具体的な5つのステップをお話しします。
ステップ1|経歴の「棚卸し」とメニュー化
最初の一歩は、これまでのキャリアの棚卸しです。あなたが当たり前にやってきたことの中に、企業がお金を払いたい「判断」が必ず眠っています。大切なのは、それを自分の言葉のままで終わらせず、「見積りの妥当性を見抜きます」「無線通信のトラブルを未然に防ぎます」のように、企業が買える“商品”の形に翻訳してあげることです。
ステップ2|プラットフォームとエージェントへの登録
次に、あなたの商品を並べる場所を用意します。「ビザスク」「パーソルキャリア」のような顧問マッチングのプラットフォーム、エージェントに登録し、プロフィールを充実させます。ここで大事なのは、ステップ1で翻訳した「商品」を、企業の担当者が検索したときに見つけてもらえる言葉で書くことです。エージェント登録後は、当然ながらエージェントが案件を紹介してくれる、かつ公募案件があったら応募するという行動ですので、当然ながら泥臭い飛び込み営業は不要です。
初期投資はほぼ0円ですから、会社員の方でもエージェント登録は今日からでも始められます。
ステップ3|スポットコンサルで市場に「テスト」する
登録したら、まずは1回1万5千円〜5万円ほどのスポット相談を行うことを目指しましょう。ここは腕試しの場です。実際、スポットコンサルの相場は1時間あたり2万〜5万円、平均すると約3万5千円ほど。1回1時間のオンライン面談で、これだけの対価をいただけることに、最初は私自身も驚きました。
ステップ4|クイックウィンで信頼を得る
初めての案件では、できるだけ早く、小さくてもいいので成果を出すことを意識してください。私自身、あるメーカーからサービス品質の取り決め(専門的には「SLA」と呼ばれます)づくりの相談を受けた際、電波が壁や人でどれほど弱まるかという無線通信トラブルの危険性を、その場で具体的に指摘したことで、即日ご契約をいただけました。
専門書類の完成度よりも、「危険を未然に指摘できるか」が信頼を生むのです。この経験から私が学んだのは、初めての依頼を完璧にこなそうと気負う必要はない、ということです。むしろ「自分の経験の中で、いちばん自信を持って語れる一点」に絞って伝えるほうが、結果として相手の心に強く残ります。
ステップ5|紹介と直契約への移行
クイックウィンを重ねると、次第に「あの人に任せたい」という指名の連鎖が起こり、プラットフォームを介さない直接契約へと発展していきます。
ここまで来ると、月額30万〜100万円規模の高収益モデルも見えてきます。実際、企業顧問として3社ほどを月4日ずつ担当すると、月60万〜100万円ほどの収入になる方も少なくありません。
私自身も独立1年で月収100万円を突破し、その後は月100万〜300万円を安定して推移しています。ここで一つ付け加えると、企業顧問一本に絞る必要もありません。スポット相談や、会社を紹介するスポット営業支援(1件あたり3万〜10万円ほど)などを組み合わせれば、収入の柱を複数持ちながら、無理なくステップを踏んでいくこともできます。
数字は人それぞれ、でも一歩は誰にでも踏み出せます
これまで受講生の方々を見てきても、道のりは実にさまざまです。受講後2か月で顧問業務を共同受注し月商40万円になった方、3か月で自分に合った副業を見つけ月50万円以上になった方、半年でコンサルファームと契約しつつスポットコンサルを20件以上重ねて60万円以上を積み上げた方もいます(もちろん成果には個人差があります)。
共通しているのは、みなさん最初は「自分に何が売れるのか分からない」という同じ場所からスタートしていることです。
50代・60代で積み上げてきた経験は、決して過去の遺物ではありません。
5つのステップに沿って一つずつ形にしていけば、それは間違いなく、これからの新しい働き方のいちばんの元手になります。いきなり独立する必要もありません。まずは会社員のまま、ステップ1の棚卸しから始めてみるだけで十分です。あなたの経験を待っている企業は、想像しているよりずっと近くにあります。
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