企業顧問で稼げない人が最初にやっている“致命的な勘違い”
目次
はじめに
「企業顧問になれば高収入になる」
この言葉を、私は何度も聞いてきました。
確かに「顧問」という肩書きには、
高単価
自由な働き方
そんなイメージがつきまといます。
ですが、現場の実態はかなり違います。
私はこれまで複数社の企業顧問として現場に入り、
同時に多くの顧問希望者の相談にも乗ってきました。
その中で、はっきりと見えてきたことがあります。
企業顧問として伸びない人には、ほぼ共通する“最初の勘違い”があるのです。
単価から考える人は、ほぼ確実につまずく
顧問を目指す方から、必ずと言っていいほど出てくる質問があります。
・1日いくらが相場ですか?
・時給換算するとどうですか?
実は、この問い自体がすでに危険信号です。
なぜなら、完全に「作業者の思考」だからです。
企業顧問は時間を切り売りする仕事ではありません。
企業顧問は、
“信頼を積み上げる仕事”
です。
ここを理解せずに始めると、
・呼ばれなくなる
・短期で契約終了
という流れに入りやすくなります。
顧問報酬は“関係性単価”で決まる
企業顧問の報酬は、
何時間働いたか
どんな成果物を出したか
では決まりません。
決め手になるのは、
どれだけ経営者や組織責任者に信頼されているか です。
言われたことだけをこなす顧問は、報酬が頭打ちになります。
一方で伸びている顧問は、
・経営者の思考を整理する
・現場の制約を理解する
・一緒に悩む
こうした関わり方を自然に行っています。
これは営業テクニックではありません。
信頼の積み重ねです。
「1社あれば安定」という危険な思い込み
もう一つ、多くの人が勘違いしているポイントがあります。
それが、
「1社と顧問契約できれば安心」
という考え方です。
これは非常に危険です。
企業の世界では、
担当者が異動する
業績が悪化する
こうしたことは日常茶飯事です。
どれだけ良好な関係でも、突然終わることは普通に起きます。
だからこそ、安定している企業顧問は必ず複数社と契約しています。
2社、3社、4社。
収入を“点”ではなく“面”で持つ。
これが顧問として長く続けるための大原則です。
本当のロードマップは積み上げ型
企業顧問は一気に成功する仕事ではありません。
現実的なステップはこうなります。
② 小規模顧問契約
③ 複数社との長期契約
④ 固定顧問+営業支援などの複合型
最初は月数万円から始まることも珍しくありません。
ですが、経験と信頼が積み上がるにつれて、
月10万円
月30万円
月50万円
月100万円以上
と段階的に伸びていきます。
焦らず、積み上げた人が最後に勝ちます。
結論:追うべきは単価ではなく信頼
企業顧問で成功する人は、
単価を追いません。
信頼を追います。
1社を追いません。
構造を作ります。
もし今、
「どうやったら稼げますか?」
と考えているなら、問いを変えてみてください。
「どうすれば信頼を積み上げられるか?」
ここから、すべてが変わります。
企業顧問とは、
経験を社会に還元する仕事です。
あなたのこれまでの現場経験は、必ず誰かの役に立ちます。