企業は本当はどんな顧問を求めているのか
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目次
はじめに
現場で見えてきたリアルな答え
「企業は、顧問に何を期待しているのですか?」
これはとてもよく聞かれる質問です。
多くの方が、企業顧問に求める条件として、
・経営経験
・肩書き
を想像します。
ですが実際に現場で感じるのは、
企業が本当に求めているのは“もっと現実的なもの”です。
企業が困っているのは「知識不足」ではない
ほとんどの企業は以下のようなことを行っているはずです。
・選択肢も見えている
・社内で議論もしている
それでも前に進まない。
なぜでしょう?
それは、
「判断が止まっている」
からです。
企業が顧問に求めているのは“答え”ではない
企業の経営者、企業の部門責任者の多くは、こう言います。
「正解を教えてほしいわけじゃないんです」
本当に欲しいのは、
・判断基準の明確化
・選択肢の構造化
つまり、
企業の経営者、企業部門の責任者が、”自分で決められる状態”
です。
現場で評価される顧問の共通点
私が見てきた中で、企業から評価され続ける顧問には共通点があります。
・現場の制約条件を尊重する
・自分の正解を押し付けない
・思考を整理する
このタイプの顧問は、
「いてくれると話が前に進む」と言われます。
こういう顧問になると、もともとの顧問期間が途中で打ち切られることも少ないですし、そのうえ、顧問期間の延長につながる可能性も出てきます。
企業が嫌がる顧問
逆に企業から敬遠されるのは、
・過去の成功体験を語るだけ
・現場を見ずに結論を出す
・指示型
この瞬間、
「この人、うちには合わない」
となります。
マッチング面談のときに、それが感じられてしまうと、顧問として選ばれませんし、
顧問として選ばれて活動を始めた場合でも、活動において、”上から目線”などを企業から感じられると、途中で企業顧問が打ち切られてしまうということが起こりえます。
現場密着型顧問という役割
私はこの関わり方を
現場密着型顧問と呼んでいます。
従来の顧問のイメージは、大企業の社長などの重役や高級官僚であった方が、
顧問として、自分の名前を利用して、様々なお客様候補の企業を紹介したりするという仕事でした。
私はこういった従来タイプの顧問を”名誉職型顧問”と称しています。
私が行っている顧問では、”現場密着型顧問”として、現場に寄り添い、現場の企業メンバーと共に一緒に問題解決を図る、という活動を行っています。
現場に入り、会議に同席し、思考のプロセスに並走する。
作業代行ではなく、判断伴走。
これが企業から最も感謝される顧問像です。
企業が求めているのは“すごい人”ではありません。
一緒に考えられる人。
現実を踏まえて整理できる人。
それだけです。
顧問とは、経営の横に立つパートナー。
その立ち位置を理解できる人が、自然と選ばれていきます。
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