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USBについて

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はじめに

 

今やほとんどの方はUSBという言葉は聞いたことがあると思います。

 

USBとは Universal Serial9 Busの略であり、様々なデバイスを接続してデータを伝送したり、その機械の充電、パソコンや携帯電話を充電するためのインタフェースです。

 

なお、インタフェース=interfaceとは、情報の授受を行うシステム間のプロトコル、または、その接続を行う部分をいいますので、USBは情報の授受のための接続部分=コネクタといえますし、実際のプロトコル=通信手順含めてUSBで規定されています。

 

まずはUSBの歴史を記します。

 

USBの歴史

USBは1990年代に開発されました。1995年にインテルとかいくつかの会社が集まって、usb1.0という規格を開発して、パソコンに徐々にUSBのコネクタとして搭載されるようになったわけです。

 

次に、2000年頃usb2.0というのが開発され、また2008年にUSB3.0、2013年にUSB3.1という規格が出来ました。

形状もタイプAタイプBが多かったのですが、最近はタイプCというコネクターが非常に普及してきました。

パソコンや携帯電話も最新のiPhone並びにアンドロイドのほとんどの製品がタイプCのコネクターが搭載されるようになっています。

 

 

以前のパソコンに搭載されていた様々なインタフェース(コネクタ)

 

今から約20年ぐらい前までは、パソコンには様々なインタフェース(コネクタ)が搭載されていました。

 

主なものをあげてみましょう。

 

1)RS232C 

20年前どころか30年以上前、パソコンの創世記から搭載されていたコネクタです。30年以上前は、パソコン通信を行うためのモデムに接続するためなどに、このRS232Cというコネクタが用いられてました。

2)パラレルポート

プリンターなど周辺機器との接続に使われていたコネクタです。

3)PS2ポート

キーボードとかマウスを接続るためのコネクタとして用いられました。

4)SCSIポート

外付けのハードディスクや光学ディスクドライブをつなぐときに使われていたコネクタです。

5)PCMCIAポート

2000年頃一番流行ったインタフェースです。

2002年~2003年 私がPHSのデータ通信カードの開発をしていたんときのパソコンにつなぐためのインターフェースが、このPCMCIAカードでした。

 

 

今やほとんどUSBに統一されました

ところが、それから20年経って、今やパソコンなどについているインターフェースも、USBコネクターが2~3個ついているのは当たり前で、あとはディスプレイなどにつなぐためのHDMIコネクターが一個搭載されているというのが多くなってきています。

 

そしてUSBの形状は、スマートフォンの充電やデータ伝送のための端子もタイプCが当たり前になってきました。

 

パソコンのUSBコネクターもタイプCが非常に増えてきました。

 

USBが普及した理由

以下のような理由でUSBは普及しました。

 

1)簡単につなぎやすい

 

2)データを高速で転送できる

 

3)いまやほとんどのパソコンを休もうと、ほとんどのパソコンやスマートフォンにUSBが搭載されているゆえに、コストが安くなっている

 

 

それに加えて、私usbが普及した理由、特にスマホにも普及した理由は、電源供給ができることだと思います。

 

データの転送だけでなく、パソコンやスマホの充電もUSBコネクタにUSBケーブルをつなぐことによってできるというのは、過去の様々なインターフェース、例えばRS232CやPCMCIAではパソコンの充電とかできなかったわけですから、USBがデータ通信に充電にも使えるというのは非常に使い勝手がよく、普及した最大の理由だと思います。

 

今後のUSBについて

今後USB4.0という規格が出来ると言われています。

今後もUSBは、パソコンやスマートフォンに使われていくでしょう。

 

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