IoT関連の開発設計に関する支援≪現場密着型顧問として≫
ハートテクノロジーズ設立時、IoT関連の開発設計支援を一番のアピールポイントとして、顧問のプロモーション活動をしていました。
実際この約5年間において、IoT関連開発設計支援に関しては、顧問契約期間が1年以上になった企業が数社ございます。
ハートテクノロジーズとしてのIoT関連開発設計支援の代表的な事例として3つ取り上げます。
目次
事例1:睡眠センサーの開発設計
概要
関西のあるメーカにおいて、睡眠センサーの開発設計に関わることになりました。
そのメーカーは、顧問エージェントでなく転職エージェントからの紹介で、面談を行い私のIoT開発に関する経験をお話しした上でマッチングし、雇用契約で無く業務委託契約で仕事をすることになりました。
顧問の期間は、今までの顧問契約企業約30社中で最長の2年間の契約になりました。
<具体的な支援内容>
2)睡眠センサを実現するためのシステム構成を考え、実際にはそのメーカーだけでは電気製品のハードウエア設計、
ファームウエア(ソフトウエア)設計やスマートフォン、クラウドのソフトウエア設計を行うのは困難でしたので、
外部開発設計会社に委託して開発することになりました。
3)開発設計の途中で、開発設計メンバーの体調不良、商品企画の変更などがあり、商品完成には当初の
予定と比べて数ヶ月延びましたが、なんとか商品化するところまで実現出来ました。
この開発においてはIoTにおける以下の開発を行ったことになります。
<支援を通じての成果>
1)パナソニック時代もIoT関連のプロトタイプ開発に関わったことがありましたが、顧問としても企業のIoT関連製品の開発を企画から開発、量産引き継ぎに至るまで関わる事が出来ました。
2)スマートフォンのアプリ開発やクラウド開発のノウハウも得ることが出来ました。
3)顧問先企業の若手技術者の育成を行うことが出来ました。
事例2:家庭内設備機器メーカのIoT関連開発支援
概要
顧問エージェントからの紹介で、中部地域のとあるメーカにおいて、そのメーカが開発する商品の中でもIoT関連開発に関する様々な支援を行いました。
<具体的な支援内容>
2)外部開発設計会社との付き合い方、開発管理の仕方などについてお伝えしました。
3)海外オフショア開発の候補会社の選定、トライアル開発のレビューなどを行いました。
4)プロジェクトマネジメントや開発計画の立て方などについてお伝えしました。
5)リスキリングやポジティブ心理学などの勉強会を行いました。
以下は実際に支援の中で行ったミニセミナーのタイトルと目次です。
<支援を通じての成果>
1)1年間にわたった支援を通じて、メーカ側でIoT関連の開発が一通り出来る基盤を作ることが出来ました。
2)特にIoT関連の無線通信技術に関してノウハウ的なことも含めて詳細をお伝えすることが出来ました。
3)外部の開発会社との付き合い方について詳しくお伝えすることが出来ました。
事例3:大手スポーツ用品会社のIoT開発関連支援
概要
その会社が開発しているIoT関連商品に関して様々な支援を行いました。
<具体的な支援内容>
2)無線通信方式について勉強会を開催し、基本的な技術をお伝えしました。
3)システム開発全般に関しても何度か勉強会を開催して、開発の仕方をお伝えしました。
4)外注開発会社に任せていたソフトウエアのソースコード解析をしました。
5)外注に開発を委託していたIoT関連のハードウエア基板の部品解析及び回路図作成を行いました。
以下はソースコード解析の資料の中に入れた、あるソフトウエアの動作シーケンス概要図です(一部伏せております)
<支援を通じての成果>
1)IoT関連の開発の仕方全般についてお伝えすることが出来ました。
2)ソースコード解析及びハードウエア起案の部品解析を通じて、IoT関連開発のノウハウをお伝えしました。
3)事例1)と同様に、無線通信技術に関してノウハウ的なことも含めて詳細をお伝えすることが出来ました。
まとめ
IoT関連は、センサー、無線通信、クラウド、スマートフォンと様々な開発要素があります。
そのなかでも、無線通信開発全般に関することの支援、およびシステム開発全般でのプロジェクトマネジメントに関わる支援が様々な会社において一番貢献できている点では無いかと思っております。これからもIoT関連の開発支援を継続していきたいと思います。
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