PHS開発開始から30年
今年はPHSの開発開始から30年と言う記念すべき年です。
20年かな?と勘違いするくらいですが、実は30年経過していることにビックリです。
1991年当時はPHSは、第二世代コードレス電話と呼ばれていました。
当時、私も開発者の一員であったアナログコードレス電話に対して、デジタル方式のコードレス電話ということで、期待されていました。さらに簡易型携帯電話という言い方もありました。
基地局の送信する電波を普通の携帯電力よりは小さくすることで、基地局のコストも抑えて、スポット的に電話ができると言うコンセプト。
そして、同じ子機イコール ハンドセット イコール 端末で、簡易型携帯電話として使え、家やオフィスではコードレス電話として使えるというコンセプトでした。
今でも画期的なコンセプトだと思ってますし、PHSもいまは、ほとんど無くなってしまいましたが、PHSで培った技術は、ほかの様々な分野に応用されていると思ってます。
私自身もいま幾つかの会社で開発設計コンサルティングしている技術内容の源流は、PHS開発の時に学んだ内容が多いと思います。
今年30年になるPHSの開発。是非コロナ禍が収まったら同窓会を行いたいです。
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