仕事や日常生活で起こる様々な問題点等に気づくためにはどうしたらよいか?
目次
テレビ・雑誌等での言葉の誤りが多くなりました
最近テレビを観たり雑誌を読んだりするとあまりにも基本的な事柄で言葉の使い方が間違っていたり、読み間違えたりということを良く見かけます。感覚で申し上げると2-30年前に比べて増えている気がします。テレビのニュースでも、”先ほどお話した○○は□□の誤りでした”というお詫びが入ることが頻繁にあります。仕事においても数日前、ある委託会社と設計書に関するレビューを行ったところ、基本的なことであまりに誤りが多かったので、びっくりしました。
誤りが多いのは誤りに気づいていないからです
誤りが多いままテレビのNEWSが読まれる、誤字脱字がある雑誌の記事が目立つ、開発設計ドキュメントの誤りが多い・・・等の誤りはどうして起きるのでしょうか?それは誤りに気づいていないからなのです。いま日本全体が”気づく”と言うことに関して鈍感になっている気がします。
気づく力が重要です
”気づく”というのは別に”誤りに気づく”だけではありません。”新しいアイデアに気づく”、”お店で新しい魅力的な商品に気づく”等。あらゆることに”気づく”力は重要だと思います。
それでは、どうすれば”気づく”力を鍛えることが出来るのでしょうか?
気づく力を鍛える方法
2点挙げてみたいと思います。
1)あらゆる物事に”好奇心を持つ”こと
もし”好奇心を持てない”ということがあれば、それは”好奇心を持つ”ようにするための何らかのトレーニングが必要かもしれませんし、ここでポジティブ心理学の考え方が役立つと思います。
2)何人かでミーティング、レビューなどを行うこと
自分が気づかないことでも他の人が気づくことというのが多いです。なぜ自分で気づかないかというと、”思い込み””固定観念”があるからです。そういった”思い込み”を払拭するための良い方法は他の人から指摘して貰うことだと思います。お互いに有る課題に関する気づきを出し合うことによって沢山の気づきが得られる。かつそういった活動をすることによって、それぞれの人の”気づき力”が向上すると思っています。
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